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adish intelligence

アディッシュ株式会社のエンジニアブログです。

私が感じるフィリピンという国 (前編)

adish のフィリピンオフィス(adish international)に勤務する岡安と申します。
開発チームのマネージャーとして2014年より現地で業務を行っております。

フィリピンシリーズ初回の今回は、海外で仕事出来るの?生活できるの?帰りたくなくならないの?英語は?など、フィリピンという国と仕事と私生活で感じている事を今日はご案内させていただきます。
これから海外での仕事にチャレンジをお考えの方の少しでもお役に少しでも立てれば幸いです。

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  1. 私が感じるフィリピンという国。 <- 今日はここの前編
  2. 皆が嫌いな英語。
  3. マニラで進めているプロジェクトや、現地のIT開発会社について。

海外で仕事のイメージとは、カッコイイ!英語が心配。文化は?治安大丈夫?物価は?
私は赴任前は大方このような想像をしていました。半分正解です。

フィリピンって?

日本から約5時間。日本のバナナの9割はフィリピンから輸入されています。
熱帯地域に属する島の集合体の国です。雨季と乾季に分かれてますが、一年中日本の夏の服装で過ごせます。
私の住む、仕事をするマニラではタガログ語と英語を標準語としています。
通貨はフィリピンペソ。1万円は4,500フィリピンペソになります。(執筆時点のレート)
アジアでも経済発展に勢いがある国です。

海外で仕事ってカッコイイ!

海外で仕事するってカッコイイ。と来る前は私は思ってました。
現実は普通の仕事です。私の行うシステム開発の業務に関してはルールは同じです。
作るべきものの仕様要件が決まり、設計を行い、開発を行い、製品テストを行ってリリースする。なんら変わりません。
違うのは言葉だけです。現地のメンバーとの会話は基本英語と最近少し覚えたタガログ語です。
英語については重要な要素ではありますが、今後の記事で触れる予定です。

会議も含め仕事の流れで大きく異なることはありません。仲間と信頼関係を構築する事も同じですし、言語意外で特に大きく変わったことはしていません。
クラウド環境が整った今、インターネットとPCがあればどこでも仕事ができるという実感は私も身をもって感じています。(ただやはり英語は必要)
なお、日本のメンバーとの会議はchatもしくはテレビ会議で行ってます。

ですのでちっともカッコよくないですしごく普通です。夢やあこがれを持ってる方ごめんなさい。
しかし人は世界中どこでも一緒で、会話が出来ればお互い人です。そんなに違いません。

プログラムを書く事やシステムを作ること。これ自体に国境も無いですし世界標準ルールだし、ロケーションは関係ありません。
そういう意味でとても素敵な仕事を選べてとても幸運です。

フィリピンの文化って?

フィリピンは9割がカトリック教徒の国です。
とても信心深い人もいればそうでもない人もいます。人それぞれです。おおらかな性格の方が多いのですが意外とストレスに強くないです。
私がフィリピン人の一番好きな所は、彼らはとても家族を大事にする点。何があっても家族が一番。私を含め日本人がどこか忘れてしまったものを彼らは今も大事にしています。

フィリピンと一言で言っても多民族国家だというのは意外と知られていないかもしれません。元々国じゃなかった島々を国にする!と決められてしまったので国になってますが島毎に国家のような概念があったそうで、それが統合されてしまったので、多くの種族が1つにまとめられています。その中でもマニラ付近ではタガログ族が多数。その他 イロカノ族、ビコラノ族、カパンパンガ族などなど。その他華僑の人々、アメリカ系、ヒスパニック系などなど。
なので、フィリピン人と一言でくくるのは結構無理がありそうです。
あまりにもいろんな言葉があるので公用語はフィリピン語と英語にしてしまったというのは納得です。
地域が異なればフィリピン人同士でも英語で会話するというので日本の地方の方言という感覚ではなく別の言語のようです。

明るく笑顔が絶えず明るい国民です。よく歌います。
給料が月に2回あるのも特徴です。月に1回だと全部使ってしまうからだそうです。
そのためか、いたるところに巨大ショッピングモールがあり、週末は人で賑わってます。
また、GDPの1割が海外の出稼ぎ労働によるものだそうです。持ち帰ったお金を家族に使ったりこういったモールで消費をするそうです。
あと、皆異常に寒いところに憧れを持っています。
第2次大戦の不幸な歴史があったにも関わらず、現地の人々は日本人に比較的好意的に接してくれます。日本人だからという事で不遇な対応を受けたことはありません。

地元の文化や国民性を知ることは仕事を進める上でとても重要です。
なぜ一緒に仕事をする彼らがそのように考えるかは文化の違いにより理解が難しい場合もあります。
でもここはフィリピンです。自分たちの文化を押し付けるのではなく、なぜそう彼らが考えるかを理解する努力が我々外国人には必要だと考えます。

実はここを理解することが海外で仕事をする上で一番重要だと私は信じてます。

今回はここまで。

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自己紹介

岡安聡明 39歳。初めての海外赴任でフィリピンの自社オフィスにて2年。 32歳で英語を習得し始める。2014年より現地で開発組織を立ち上げ開始。 現在開発メンバーと共に、社内各拠点で利用する業務システムの構築に従事。 趣味はダイビングと世界をふらふらすること。